「おしどり手帳」

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<<   作成日時 : 2006/01/14 07:25   >>

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「ご無沙汰day・Night・Fever」の巻★
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おはようございます。レコメンド・チキンです。

北日本を襲っている豪雪の影響で野菜の市場が
急高価するとは全く思いも寄らなんだ昨年度末。
ベジタリアンであるアタイは、スーパーの野菜
特売日に緑黄色野菜の買い溜めに勤しんでいた。
冷蔵庫の野菜室をビリジアン色に染め上げては
夢心地だったが、調理する気配はもちろん無い。

そこで、絶妙なタイミングで我が家に訪問者が!
生活観念が希薄なアタイの世話役と化している
料理上手な彼女は、700M先に住む「いとこ」
アタイは「待ってました!」とばかりに彼女の
背後で「野菜も買い込んでありますぜ」と囁き、
いつものように何か料理をしてもらおうと企む。
お人好しの彼女は今回もアタイの幼稚な策略に
乗せられ、我が家の冷蔵庫を物色し始めたのだ。

すると「ぎゃっ☆やだぁ〜!ちょっと見てよ!」

動揺する彼女が差し出した野菜の包みを覗くと、
無駄に力強い書体で「こまつな」と印字された
ビニール越しの葉に、見覚えの無いデカい穴が!
すぐ横には「喰うだけ喰ってチルドされた」と
言わんばかりの小さな小さな青虫がちょこりん。
冷気の巡りがすこぶる快調な我が家の野菜室は
チルド室並みの威力を誇り野菜も軽く凍り付く。

虫嫌いの彼女は、さっさと小松菜をスルーして、
別のホウレンソウの葉などを丹念にチェックし
夕食を作ってくれたのだが、アタイの脳内では
例の「こまつな」がフラッシュバックしていた。

「青虫は半冷凍され仮死状態なのかも知れない」

あの青虫を捨ててしまうのは容易いが、しかし
「生きているかも知れない」と思うと忍びない。
ぬくぬくとビニールハウスの中で冬を知らずに
春を夢見ていたら出荷されてしまったのだろう。
アタイはコンビニのデザートの透明な空容器に、
ひとつの期待と決意を胸に針で空気孔を開ける。
チルド状態で動かない青虫に名前を付けてみた。

「むしお」ドーン!!

その子の名は「ムシ王」と書き「MUSHIO」
アタイの脳ミソには、一足早い春が訪れていた。

「あけまして、おめでとうございます」ドドーン!!

(チキン)

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